熊本大学半導体のすべてがここに。
Kumamoto University Semiconductor Portal
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KS PORTALとは
熊本大学半導体ポータル
Kumamoto University Semiconductor Portalのことです。
ここは、熊本大学の半導体の全ての情報への入り口です。
半導体を学びたい高校生から、共同研究をお考えの企業の方まで
全てのニーズにお応えした必要な情報へのリンクが揃っています。
Policy
熊本大学は
「半導体で何をするか」
まで考える
News
ニュース
Semiconductor
半導体を学ぶなら熊本大学
半導体は、電気を良く通す金属などの「導体」と電気をほとんど通さないゴムなどの「絶縁体」との中間の伝導率をもち、外部から伝導率を制御することで情報処理・記憶やスイッチング・信号増幅などの機能を実現可能な材料です。
一口に「半導体」と言っても、半導体デバイス、半導体装置、半導体設計など、研究する分野は多岐にわたります。
半導体を理解する上で必要な学問も電気・電子・材料から、化学・機械そして情報などの幅広い分野にわたります。
熊本大学では、半導体に必要な学問のスペシャリストが集結しています。
熊本で半導体を学び、半導体高度人材として熊本の半導体産業に貢献し、日本を牽引する有能な人材を育成する環境が熊本大学には備わっています。
Organization
熊本大学の半導体組織
半導体・デジタル教育研究機構
授業実施・研究指導
工学部 半導体デバイス工学課程
学部
- 1年
- 2年
- 3年
- 4年
大学院自然科学教育部
半導体・情報数理専攻
大学院
- 博士前期
- 博士後期
情報融合学環
学部
- 1年
- 2年
- 3年
- 4年
大学院自然科学教育部
半導体・情報数理専攻
大学院
- 博士前期
- 博士後期
Education
半導体を研究できる学部・大学院
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工学部半導体デバイス工学課程
熊本大学工学部では、時代の期待に応えるために、令和6年度4月より、国内の大学で初めてとなる半導体技術者・研究者の育成に特化した学士課程「半導体デバイス工学課程」を創設しました。 学科は一つの学問分野を集中的に学修するのに対して、課程では1つの応用分野に向けて必要なことを学問分野を超えて学修します。 半導体デバイス工学課程では、半導体の専門領域の学修を軸にしつつ、必要な学問については既存の学科(材料・化学・電気・電子・情報・機械など)の枠を超えて学修します。More -
情報融合学環
デジタルの最前線へ挑み、半導体産業の未来を紡ぐことを目的として、令和6年4月に、情報融合学環を新たに創設しました。 文理融合で学ぶことができるのが、情報融合学環の特色です。 データサイエンスの応用領域は自然科学のみならず、人文社会分野にも幅広く関連してくることから、文理融合型の視点が必要とされます。 理系・文系を問わず、グローバルな視野をもつデータサイエンスや技術者、研究者を目指す人材を育成します。More -
大学院自然科学教育部
半導体・情報数理専攻熊本大学大学院自然科学教育学部半導体・情報数理専攻は、2025年4月に設置を計画している新たな大学院の専攻です。 高度な半導体デバイス工学の基礎学力を培い、国際的な研究能力を備えた人材育成を目指します。 入学定員は、博士前期課程120人、博士後期課程22人を予定しています。 半導体デバイス工学課程や情報融合学環を卒業した学生の進学先として、こちらの半導体・情報数理専攻に所属することを予定しています。 ※本情報は、現時点で計画中のものであり、掲載する名称等は今後変更になる可能性があります。
Institute
教員組織
- 2022 半導体デジタル研究教育センター
- 2023 半導体デジタル研究教育機構
半導体・デジタル研究教育機構とは
半導体・デジタル研究教育機構は、「デジタル化に対応したイノベーション人材の育成」及び地域における喫緊の課題である「半導体人材育成」に対応するため、総合情報統括センター、教授システム学研究センター及び先端科学研究部附属半導体研究教育センターに分散している研究者を集約して令和5年4月に設置されました。
本機構には半導体の基礎研究からシステム応用までを網羅する半導体研究開発及び研究の高度化を図る「半導体部門」とAI・データサイエンスの基盤となる数理的研究をはじめとして、教育・社会学、経済金融、医療、理工農等幅広く応用するための文理横断型研究を展開する「総合情報学部門」があります。
教育においては、全学のデータサイエンス教育の推進をはじめとして、社会からの要請に応える半導体・DX人材育成に貢献します。
Collaboration
大学・企業との連携
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企業の規模やニーズに応じた柔軟な連携
熊本大学は民間のニーズに応える大学です。 大企業と中小企業ではニーズも異なりますが、それぞれのご要望に応じて柔軟に対応する体制が整っております。 まずは、お問い合わせフォームより、ご連絡ください。 ニーズに応じて熊本大学の全半導体関係の研究者の中から、最適なマッチングを行います。 -
東京大学大学院工学系研究科との連携
国立大学法人東京大学大学院工学系研究科と国立大学法人熊本大学大学院先端科学研究部は相互の連携を推進するため、2023年9月25日に連携協定を締結いたしました。 今後、両大学は個人レベルでなく、組織レベルで連携し、半導体に関する高度技術者の育成や共同研究の推進、大学院のカリキュラムの改革、企業との連携などを推進します。 本連携に伴い、2023年8月1日に、熊本大学黒髪南キャンパスのオープンイノベーションセンターOIC103号室に東大分室となる、東京大学ナノシステム集積センター連携拠点を設置いたしました。通称「ナノシステム集積センター分室」には東京大学の技術職員が常駐し、熊本大学や地元企業との共同研究のリエゾン活動や、熊本大学のクリーンルームや微細加工の研究装置の整備・運用のサポートなどを行い、本分室を中心として産学連携の拠点を形成します。 東京大学の他大学との連携・分室設置は共に初めての取り組みです。 -
東北大学との連携
2024年3月29日、東北大学と熊本大学は、連携協定を締結しました。 この協定は、両大学がそれぞれの特色及び教育研究資源を活かし、相互に連携及び協力することで、有為な人材の育成や教育の充実、研究の推進に寄与することを目的とするものです。 まずは、半導体・量子コンピュータにおける教育・研究における連携から始める予定です。 -
TSMCとの連携
熊本大学は、令和6年3月に、台湾の世界的半導体受託製造企業 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited(以下「TSMC」)と半導体分野の研究及び人材育成における産学連携に関する協定を締結しました。 TSMCが熊本での工場 (Japan Advanced Semiconductor Manufacturing, Inc. (JASM)) 建設を決めた後に国内の大学と連携協定を結ぶのはこれが初めてとなります。
Cleanroom
クリーンルーム
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先端半導体研究クリーンルーム
熊本大学に2023年に設置されたサイドフロー型のクリーンルームです。 共同研究を通じて利用することが可能です。 将来的にはオープンラボにすることを検討しています。クラス 1(ISO規格) 面積 130m2 (5m×26m) 場所 VBL棟6階 黒髪南S9(研究実験棟) 装置 ドラフトチャンバー(酸・有機対応)・純水装置 ・窒素精製機・マスクレス露光機 ・スピンコーター2台 ・熱処理炉2台・スパッタ装置・抵抗加熱蒸着機 ・RIE(ドライエッチング) -
オープンラボクリーンルーム(OLCR)(仮称)
2025年4月完成予定のDXイノベーションラボラトリー(仮称)の最上階に設置される予定のサイドフロー型のクラス1スーパークリーンルームです。 誰でも使用可能な共有設備を備えるオープンラボを予定しています。クラス 1(ISO規格) 面積 115m2 (5m×23m) 場所 DXイノベーションラボラトリー(仮称) 5階 装置 2025年に導入
Ecosystem
環境問題と半導体
熊本に半導体大手企業が進出し、産業や経済の発展に喜びの声が聞こえる一方で、周辺地域における交通渋滞の増加や、阿蘇・熊本の綺麗で豊富な湧水に対する影響など、環境問題についての懸念があります。
熊本大学は、半導体産業の発展において熊本地域の環境問題に配慮することを誓います。
熊本大学は半導体の発展だけでなく、
水や交通などたくさんの環境問題の解決にも取り組みます。
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